ストレスに対する一般的な考え方として、
「ストレスはない方がいい。ストレスフリーな生活を目指そう!!」
というのが一般的な考え方として染みついていますが、どうやら最近の研究で、
ストレスの捉え方次第で、ストレスの量が変わらずとも人生が良い方向へ進むという事が分かっております。むしろあった方がいいというレベル。
ということで、ストレスで得する人になれるようにまとめていきます。
ストレスは完全悪であるという神話
そもそもストレスというモノ自体の幅が広すぎる為に、このようなことが起こってしまいました。
例えば、
ネコ科の動物といえば、ネコからライオンまで含まれます。
ストレスもネコ級のものからライオン級のものまで、すべてをひっくるめてストレスと言われております。
ライオン級のストレスは避けるべきストレスであるが、ネコ級のストレスは程よく人間の機能を向上させてくれるので、むしろ、しっかりと受け止めた方が良いということになります。
多くの人は、ネコ級のストレスをあたかもライオン級のストレスであるかのように勘違いしてしまっているという事です。
ストレスで覚醒せよ!!
こちらの本で詳しく内容を理解する事が出来ます。
ざっくりと解説、
ストレスには闘争逃走本能が現れるよという事を聞いたことがあるかもしれません。
ストレスを感じると逃げるのか? 戦うのか? という二択の反応が出るとされてきました。
しかし、
どうやら、闘争逃走反応以外の作用もでるよという事が分かりました。
集中力が高まったり・勇敢になったり・脳の成長を後押しする事が分かっています。
要するに、
ストレスは、人間の潜在能力を引き出してくれる起爆剤としての役割があるよという事になります。ストレスゼロの状態が良いのか? と言われれば、首を縦に振れません。
ストレスをどう捉えるか?
ストレス=悪いモノという方程式が成り立ってしまうと、ストレスから逃げるようになります。
しかしながら、
ストレスの実態はというと、潜在能力を引き出す手助けになる、というものだったんですね。
ライオン級のストレスからは、直ちに逃げた方が得策かと思いますが、ネコを見て……
「ライオンだ逃げろ!!」
と言っていたら笑われますよね。小さなストレスからは逃げなくて大丈夫なようですね。今、覚醒してるって思えば良さそうですね(笑)
つまり、
ストレス=悪いモノと捉える事によって、ストレスから逃げるようになり、自分の最大限のパフォーマンスを引き出せなくなるという事です。
ストレスを自分の潜在能力を引き出すモノとして認識していただければ、
「今、イラついているから行動力が湧いているぞ!! 行動力がある今のうちにめんどくさい事を済ませてしまえ!!」
といったような使い方が出来るようになります。
結果として、ストレスの捉え方を変える事で行動が変わるので人生が変わるよという話でした。
まとめ
- ストレスにもランクがある
- ストレスで能力が高まる
- ストレスをどう捉えるかで行動が変わる
小さなストレスでも慢性化しているモノがあればストレス対策をすると良いかと思います。ストレスの捉え方を変えるだけでも、ストレス対策になるので経過を見ても良いかと……
あまりにもひどいようならこちらを↓
最後に
ストレスについて誤った理解をしていたので、反省。ストレス=完全悪という訳ではないのですね。
得する人になれそうです。