オプティマイザー的思考を取り入れて、時間を効率的に使い、短時間で同じ成果を出し自由な時間を作り出そうというテーマでまとめていきます。
オプティマイザとは、ある物事について、よりよく対応できる状態へと最適化(optimize)を図るための機能やソフトウェアの総称である。
オプティマイザー的時間術
最適化とは、最も効率的に作業を出来るようにするという意味になります。
つまり、
同じだけの仕事をより短時間で行おうという考えになります。
例えば、
スマホの読み上げ機能を使ってKindle本を聴いていたとします。これを2倍速で聴く事が出来れば、半分の時間で同じ成果を・同じ時間で2倍の成果を出すことが出来ます。
このように、時間を使うことで今までと同じ成果を残しつつ時間を削っていく方法・同じ時間で今までよりも大きい成果を出せる方法となります。
本質を見抜く事が重要
ただ単に、時間を短くすれば良いというモノではありません。また、目的がどのような事であるのかを明確にしておかなくては毛ません。
個人的な失敗談としまして、
洗濯時間を短くして、時間を効率的に使ってやろうと考えたことがありました。洗濯設定を最低限のレベルに調節して、普段は50分近くかかるところを34分まで削る事が出来ました。
しかし、この削った時間は機械が仕事をしている時間を削っただけであって、自分の時間を確保できた訳ではありませんでした。
1日に何回も洗濯機を回す必要に迫られている方であれば、時間を削るという事が重要事になってきます。
僕の場合は、3日に1回程度自分の衣類を洗うので、回転効率が目的という訳ではありません。衣類を綺麗に洗うことが第一の目的となります。
しかし、時短設定にしてから汚れが残っていたり柔軟剤の匂いがきつかったりなど目的にそぐわない状態になってしまいました。そこで、50分近い洗濯時間に戻し、最も手間だと感じる干す作業を簡単に出来る様に服の素材をシワが付きづらいモノ、ハンガーを使わない干し方に変えたことで最適化する事が出来ました。
最終形は、誰かにやってもらうが超最適化です(笑)
このように、本質を考慮する必要がありますので、闇雲に時間を短縮すれば良いという訳ではありません。
通勤時間を延ばして最適化した話
特殊な例として、通勤時間を15分から45分に伸ばして最適化したという事がございます。
「時間を削らないと自由な時間を生み出せないだろ!!」
最初は僕もそう思っておりましたが、気が付いたら自由な時間が生み出されていたという気付きをまとめてみます。
やりたい事リスト
- 運動
- 読書
といった様に1日の中でやりたい事が幾つかあるのですが、これを通勤時間15分から45分に伸ばして、その中で全てやってしまう事で、時間を最適化しました。
今までは、車で片道15分掛けていたので、1日合計30分が車の運転をしているという状態でした。
- 通勤30分
- 運動60分
- 読書60分
運動と読書を同時に行うので、
合計90分
運転中は読書と運動は出来ません。スマホの読み上げ機能を使用してもメモを取る事は出来ませんでした。
これらを最適化すると、徒歩で出勤45分+スマホの読み上げ機能で読書・調べものなどなど車の時とは異なりかなり自由度の高い選択肢があります。
- 通勤&運動&読書90分
合計90分
これの凄い所が、運動と読書時間がそれぞれ30分ずつ伸びているという所にあります。
今まで通りの時間でより大きな成果を上げる事が出来ました。
一見、車であっという間に職場に行く方が時間を上手に使えているような気分になってしまいますが、本質的には、職場まで45分掛けて歩いて通勤した方が断然お得な結果になりました。
最後に
オプティマイザーの本来の考えであればどれだけ成果を変えずに時間を縮めるかという所がポイントとなってくるようですが、今回は、時間だけに囚われない本質を考慮した時間最適化のお話でした。
自由な時間を作り出しても案外無駄な事に使ってしまう事が多いようです。何の為に自由な時間を作り出したのかよく分からない、本末転倒にならないようにする事が重要なようです。