マインドワンダリングでアイディアの質を向上！！脳内を自由にし更なる自由を掴む為の閃き体質になる方法！！

f:id:qoorallf:20190805194623j:plain

アイディアを求められ、頑張って絞り出そうとしてもどうにも出てこない状態。更に、プレッシャーを感じ、アイディアが出ずらい状況が強化されてしまう事があります。具体的には、ネガティブな感情に引き込まれる事によって、アイディアを生み出す時間が削られてしまっています。

その状況をどのようにしたら打破できるのかという事についてまとめていきたいと思います。

アイディアが出やすい状態

「ぼーっと」している時、私たちの脳は決して活動をやめているわけではなく、脳の広い領域が活性化している「デフォルト・モード・ネットワーク」と呼ばれる不思議な状態にあることが分かってきています。このネットワークが、無意識のうちに私たちの脳の中に散らばる「記憶の断片」をつなぎ合わせ、時に思わぬ「ひらめき」を生み出していくのではないか、と今大注目されているのです。

出典：NHKスペシャル「人体」”脳”すごいぞ！ひらめきと記憶の正体 | NHK健康チャンネル

アイディが出やすいのは、ボーっとしている時で、積極的にアイディアを出さなくてはいけないと頑張っている時とは異なります。

ですので、頑張ってアイディアを絞り出そうとした時からアイディアが出ずらいという環境が作られてしまい。ドツボにはまってしまう事が考えられます。

あえて、何も考えないようにするという事が必要という事になります。

マインドワンダリングでアイディアを手に入れる

マインドワンダリング（Mind Wandering）とは、心が、「今この瞬間」に起こっていることに注意を向けないで、目の前の課題とは全く関係のないことを考えて、さまよう状態のことです。

出典：マインドワンダリングとマインドフルネス |アイネット

このように、心がさまよっている状態というのはアイディアが出やいです。積極的にマインドワンダリングする事によってクリエイティブになれるのですが、影の一面も兼ね備えております。

例えば、

上司に怒られた事を思い出したり・未来に対する不安を思い浮かべたりなど、ネガティブな感情もマインドワンダリングの中に含まれます。

ネガティブな思考に囚われている時は、そのネガティブな感情の発生源をどうしたら無くすことが出来るのかに思考を集中する事で良いアイディが閃きます。

良いアイディアが生まれ、実際に発生源を抑える事が出来れば、次のステップへ心の余裕を持って進むことが出来ます。

マインドワンダリングは諸刃の剣です。ネガティブな思考に囚われる事もマインドワンダリングだとすれば、アイディアを生み出す可能性のある思考のさまよいもまたマインドワンダリングになります。今まで無駄に悩んでいた時間を人生をより良いモノにする為に使う事が出来るという所が今回のポイントになります。

マインドワンダリング発動方法

マインドワンダリングが発動しやす時は、ボーっとしている時や単調な作業をしている時です。

ハーヴァード大学の心理学者グループは、人は平均で起きている時間の４７パーセントをマインドワンダリングに費やしていることを発見した。

出典：FUTURE INTELLIGENCE ~これからの時代に求められる「クリエイティブ思考」が身につく10の習慣~　スコット・バリー・カウフマン　キャロリン・グレゴワール　大和書房

意外とマインドワンダリングしている時間は長いようですので、少し意識するだけで起きている時間の４７％に意味を付加する事が可能になります。

更に考える時間が欲しいよという人は、思考のコストを減らすことによって自由を手にする方法を書いた記事があるので一読下さい↓

自由な時間を増やす為に行動と思考のコストを理解しよう！！ - 多趣味LIFE

出来るだけ、思考のコストを軽くすることによって、マインドワンダリングが発動しやすい・狙って発動させる時間を長くする事が可能になります。

マインドワンダリングをする事によって、アイディアの質を上げる事が出来ます。

良いアイディアを生み出した人ほど、その前段階として思考のさまよい（モヤモヤ）があったそうです。

思考のコストとは、考える時間になります。

例えば、

頭をフル回転させないと出来ない作業は、他の事を考えるといった事が出来ませんが、手慣れた作業であれば、そこまで深く考える事無く作業する事が出来ます。作業に慣れる事によって、他の事を考え時間を作り、その時間をアイディアを生み出す時間に当てましょう・ぼーっとしましょうという事になります。

考える癖をつける事によって、アイディアをストックできるようになります。

また、そのアイディアをより良いモノにする為に、必要な知識を積極的な学び（アクティブラーニング）で得る事が、知識の定着にも役立ちます。