現代人は、ストレスやデスクワークによって毛細血管が弱りやすい生活をしております。
毛細血管が行っている仕事内容としまして、
酸素と二酸化炭素の入れ替え
栄養素の配布
老廃物の回収
ホルモンを運ぶ
体温調節
免疫物質を運ぶ
これらの仕事があります。
つまり、
毛細血管が弱りやすい生活を続けていると、仕事や日常生活でのパフォーマンスが下がるという事になります。
それを防ぐ為の方法を今回はまとめていきたいと思います。
新たな毛細血管を生み出す血管新生
毛細血管には、血管新生というモノが存在しており、新しく毛細血管が生み出されます。
しかし、
血管新生によって生み出される毛細血管が全て良質なモノであるという訳ではありません。
良質な毛細血管を生み出す為に必要な事があります。
血流を良くする
副交感神経を優位にする
副交感神経優位の時間を保つ
この3つによって良質な毛細血管を生み出す事が出来ます。
体や脳のパフォーマンスを上げる為には、運動やマインドフルネスといった事が取り上げられております。それらの共通点としまして、毛細血管の働きを良くするという事があります。
つまり、
毛細血管を良くすれば仕事・日常生活のパフォーマンスを向上させる事が出来るのではないかという事になります。
血流を良くする方法
血流を良くする方法としまして、運動や入浴といった方法が挙げられます。
オススメの運動としまして、HIITといった、たったの4分で45分間の有酸素運動と同じ効果をもたらす運動方法がございます。
内容はかなりハードになりますが、時間が無い人にはオススメです。
やり方としましては、20秒全力で動き・10秒休むを8セットになります。
運動としましては、バーピーをオススメしております。
色々な運動を組み合わせる事も可能なので自分好みにカスタマイズしてみましょう。運動によっては有酸素運動の効果が無いモノがございますので注意を。
ウォーキングでも十分効果がございますので、まずは30分ほどを目安に始めてみても良いと思います。
座り過ぎる事によって運動効果を削ってしまうという事が分かっているようなので極力座らない生活を心がけるのも重要になってきます。
実際に、ウォーキングやHIITをしてみて、アイディアを出しやすくなったりイライラしなくなったりとかなりメリットがありました。
※HIITは2日続けてやらないようにしましょう。
入浴方法のオススメとしまして、基本的には夜に入る事をオススメします。38~40℃のぬるま湯に半身浴で15分。1時間程体温を下げていき、表皮体温と深部体温が近づいたころ合いに睡眠に入る事が出来ると良いです。
温泉や炭酸泉には血流を促進する効果があるので家庭で出来そうであればやってみると良いかもしれません。
実際に、入浴してから寝る方がスムーズに寝付くことが出来ました。入浴直後に布団に入ってしまうと熱放散が上手くできなくなるので注意が必要です。ある程度熱放散せてから布団に入るのが、スムーズな入眠のコツになります。
血流を良くすることによって細胞へ栄養を届けやすくすると同時に老廃物を排除する事も可能になります。よって、脳の働きが良くなり、記憶力の向上にも役立ち仕事での成果に繋がるでしょう。
副交感神経を優位にする
副交感神経を優位にする方法としまして、呼吸法が最も簡単に出来る方法であると言えます。
吐く息を長くすることによって副交感神経が優位になります。
横隔膜が大きく動くことによってこの作用は強くなるので、出来るだけ深い呼吸である事が重要になってきます。
食べ過ぎや猫背などによって、横隔膜が動きずらくなる事によて副交感神経優位になりずらくなります。また、酸素と二酸化炭素のガス交換も滞り、睡眠の質が低下してしまうので、腹八分目・背筋を伸ばすといった手段も有効になってきます。
呼吸方法としましては、
(4秒吸って・4秒息を止めて・8秒息を吐き続ける)を繰り返すという方法で副交感神経を優位にする事が可能になります。
実際に、呼吸法を使ったり、オリジナルの方法で寝る前にカラオケしたりする事で睡眠の質が向上しました。
個人的に睡眠の質が向上したかどうかを判断する基準としまして、目覚ましよりも早く目が覚めるかどうかという事を基準としております。
睡眠の質が高いと目覚ましよりも1時間程早く起きる事が出来ます。遮光カーテンを使用しているので光によるアプローチは排除されております。
また、ストレスを受ける事によって、交感神経が優位になってしまうので、ストレス対策も有効な手段となります。
オススメの本としまして、超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッドを購入すると良いです。
簡単に出来るストレス対策としましては、自然を楽しむという方法がございます。
個人的に行っている方法としまして、室内を緑化しております。また、森があるコースをウォーキングするという事をしております。
森の写真を見るだけでもストレス対策になるので是非。
副交感神経を優位にする事によって慢性的なストレスによるダメージを減らしパフォーマンスを最大化する事が可能であるという訳です。
副交感神経優位の時間を保つ
日中は活力が必要になるので交感神経優位で良いのですが、夜は副交感神経優位を保つ事が必要となってきます。
スマートフォンから発せられるブルーライトやラインなどでのコミュニケーションには強い覚醒作用があるので気をつけましょう。
ゆったりと読書する事をオススメします。
読書がストレス対策において相当有用であるとされているので、活字アレルギーでなければ是非といった感じです。
休日はあえてボーとする時間を作ったりする事によって、あっという間に時間が過ぎる感覚・時間に追われている感覚というモノに対して対策できます。
現代では、人間の元々持っていた生活リズムを乱すモノで溢れていいるので、ゆとりある時間を大切にし、人間本来のサイクルに戻すことが重要となってきます。
圧倒的に副交感神経優位の時間が足りないのではないでしょうか。
最後に
仕事・日常生活のパフォーマンスを高める為のあらゆる方法が、毛細血管を良くするという事に繋がっている事が分かりました。
ですので、逆に、良い毛細血管を増やせばパフォーマンスは自然と上がりそうだぞという話でした。