人生を構成している3つの柱が、睡眠・意識・無意識となります。
基本的にはそれぞれが8時間と言えます。
いくら意識的に努力しようと思っていても、生活中の半分は無意識的に行われているので難しいと言えます。
この3つの中で、最も重要なのではないかと思うのが無意識になります。
無意識の罠
基本的に人間の脳は怠けるように作られている為、無意識的に楽な方へ楽な方へと流れていきます。食事の面では、脳が糖を好む為、糖質を摂取した場所を記憶するような仕組みもあります。
豊かになった現代社会において、脳の言う通りに動く(無意識)と先延ばしや肥満といった問題を抱えてしまいます。
また、ゲームなどを無意識的にやってしまうのは即時的な報酬がある事が理由となります。
それに対して、実際の生活では、ダイエットをしようと思ったら、1時間後に10キロ痩せている何てことはなく、長期的な目標を立て継続的に実行していかなくてはいけません。
こういったギャップから挫折してしまうケースも多く見られます。
無意識による害
無意識によって行われた行動は、睡眠の質へ害を与えることも考えられます。
- 夜中についついゲームをしてしまった
- 先延ばししていた仕事が気になる
- 寝る前に暴飲暴食してしまった
などなど。
睡眠への悪影響が出る事によって、努力出来るはずである意識の部分にも魔の手が伸びます。
- 判断能力の低下
- 不幸感が増す
- 記憶力の低下
- イライラする
といった症状が起こり、意識が意識として働かなくなってしまいます。最悪のケースとしましては、ここから負のスパイラルが始まると言えます。
良い習慣を無意識に刷り込む方法
負のスパイラルの脱出方法が2通りございます。
- 睡眠の質を改善し、良い習慣を取り入れていく
- 悪い習慣を止め、良い習慣を作り出していく
個人的には、悪い習慣を止める方法をオススメしたいのですが、なかなか難しいよという方は、睡眠の質を向上させる方法から攻めてみて下さい。
悪い習慣を止めるためには、if thenルールが効果的になります。
例えば、
お菓子を食べたくなったら水を飲むという様に、もし〇〇になったら✕✕するという様に、予め起こるであろう問題に対策を立てておく方法になります。
個人的にも使用したりしておりました。
前述で記載した内容で、脳は糖質を摂取した場所を記憶しておくという特性があり、常にお菓子が置いてある場所に気づいたら、ふらふらと立ち寄っておりついついつまみ食いしてしまうという悪い習慣がありました。
そこで、その場所に水を置くようにし、お菓子を食べたくなったら水を飲むというように行動を組み替えていきました。継続的に行うことによって、習慣化され無意識的にお菓子を食べるという事もなくなりました。
睡眠の質の改善につきましては、以前にまとめたモノがございますので、
↓こちらをご覧ください↓
↓継続する事が困難ですという方にはこちら↓
最後に
無意識を征する事によって、本来の自分が戻ってきます。
一流のサッカー選手が華麗なるドリブルを繰り広げ相手選手を抜き去った時に、脳ではどのような活動が行われていたのかを観測した実験がありました。そのデータから得られた答えは、無意識的にドリブルをしているモノでした。つまり、脳はあまり活動していなかったのです。
無意識的にスーパープレーが出来るようになれば、周りを見渡しチームプレーができるようになるようです。睡眠も影響してくるのでスポーツも人生も似ているようですな(笑)