集中力は物事を取り組み始めてから30分で減少してしまいます。そこで、集中力が減少しないうちに休憩をすることによってベストな集中力を保つ方法【ポモドーロ・テクニック】をご紹介していきたいと思います。
ポモドーロとは?
イタリア語でトマトという意味で、考案者がトマトのタイマーを使用していたことから、ポモドーロ・テクニックになったそうです。
システムはシンプルで25分間タイマーを入れ、集中して作業に取り組みタイマーが鳴ったら5分休息をとるといった方法になります。
新たな単位ポモドーロ
25分間の集中を1ポモドーロと表現する。個人的には、5分の休息も含めて25分間の集中+5分間の分散をひとくくりにしてポモドーロという単位にすることで、計算が簡単になります。単純に30分=1ポモドーロと考えると覚えやすいです。
新たな単位ポモドーロを使うことによって、集中力を高い位置で保つことが可能になり時間の質・作業の質の向上を得る事が出来ます。
ポモドーロ・テクニック
ポモドーロ・テクニックは1ポモドーロを絶対としております。0.5ポモドーロは存在しないという前提で使用します。
例えば、
読書というタスクをこなすに為にポモドーロテクニックを使用すると、
(25分読書・5分休息)(25分読書・5分休息)(25分読書・15分休息)(25分読書)という流れで行います。
原則としまして、5~7ポモドーロ連続して行うことは避けるようにという感じです。
集中力は1つの事を続けることによって摩耗していくので、1つのタスクに対して4ポモドーロが限度という事になります。
更に4ポモドーロ続ける場合には、3ポモドーロ終了後の休息を15分から30作るようにしましょう。その他にも、疲れを感じる場合は休息を少し長めにとる事が必要です。
しかし、
休息を長く摂り過ぎてしまうことで作業のリズムを崩す原因になりますので、ほどほどにしましょう。
ポモドーロ・テクニックのメリット
- 作業の質の維持
- 記憶の定着率を上げる
- 記録を付けやすい
このようなメリットが挙げられます。
ポモドーロ・テクニックのデメリット
- タイムリミットが迫ってくる感覚
- 作業の分断
タイムリミットが迫ってくる感覚に関して、25分という時間を意識しすぎてしまうことで起こる感覚になります。時間は気にせず、25分経過したら5分休息すると作業効率がキープできると頭に入れておくと良いかもしれません。
時間を意識してしまうことで時間飢饉を起こし、作業能率が下がってしまったら元も子もなくなってしまいます。
あくまでも、作業の質を落とさない為に休息を入れてあげるだけの方法と認識しておくと良いかもしれません。
作業の分断に関して、25分中に作業が分断されてしまうことによってポモドーロ・テクニックを上手く使えないという事があります。個人的には、スマートフォンを見えない所に置いたり、ノイズキャンセリング機能付きヘッドホンを使用しております。
極力、作業の分断が起こらないようにすることがベストです。
まとめ
ポモドーロ・テクニックを使用することによって、集中力を維持し記憶の定着を強化・目標達成までのプロセスを記録することによってモチベーションの維持を支える素晴らしいテクニックです。
個人的にも、計画表の単位をポモドーロに変えて見ようかなと思っております。
最後に
因みに、このブログは3ポモドーロで作成しました。体感としましては、最後まで集中力を切らさずに書ききれました。
以前から使用していたテクニックになりますが、25分間きっちり・5分間きっちりタイマーを使用したのは初という感じでした。なかなか良いです。メリハリって大切なんだなと改めて感じました。