読書スピードは75%遺伝で決まるそうです。
しかし、
75%の壁を越えたいと思っております。
という事で、本屋に行って目についた瞬読という本を買ってみたのでレビューしていきたいと思います。
瞬読とは?
短時間のトレーニングで結果が出せる読書術だそうです。
どれほどかと言いますと、1時間30分のトレーニングで1分間に2万文字を処理できるようになるのだとか……
にわかには信じられがたいのですが、とりあえず続けてみてどれぐらい効果があったのか後々記事にしていこうかなと思っております。
瞬読の基礎
- ビジュアライジング(イメージする)
- アウトプット(ノートをつける)
- スタートアップ(最速で取り組めるようにする)
- 脳の可塑性(脳の情報処理速度を強制的に高める)
この4つを使っているといった印象です。
ビジュアライジング
文字を音ではなくイメージとして捉えるという事になります。
例えば、
魚を(さかな)という心の声を出すのではなく。
脳内でイメージを想像しろという事になります。なかなか難しく感じますが、そこのところを訓練する事で瞬読が可能になるとのことです。ビジュアライジングを行うことで記憶にも残りやすくなるので基本として身につけておいて損はないかと思います。
アウトプット
読んでも記憶に残さなければ何の意味もないという事で、ノートを付けることが重要となってきます。ノートする事で、確実に記憶への残り方は高まるのでノートを付ける習慣を身につけておくと良いです。
ノート術に関しては、システム化されている方法であればどれも同じだけ記憶力を助けてくれるという事が論文で発表されています。
基本的には、ノート量が多い方が長期的に記憶に残りやすくなるそうです。
スタートアップ
今までの速読方法は目のストレッチから入るといったように、読書するまでに行う準備体操がめんどくさくなってしまい、結局やらなくなってしまうという事も起きてきました。
しかし、
瞬読には、めんどくさい眼球ストレッチは存在しないのでハードルは低いといった感じです。
基本的に、継続して行うことが大切とのことなので、最速で取り組むことが出来るというのはかなり重要です。
脳の可塑性
強制的に脳の処理速度を上げるためにパワーリーダーのようなテクニックを使います。1ページ1秒という様に枠を決めて、読めなくてもめくるという行為を繰り返し行うことで、脳の処理速度を強制的に上げる技術になります。速読本などでも紹介されているテクニックとなります。
例えるならば、
テレビを2倍速で再生しているという感じになります。
2倍速でずっと見ていて1倍速になればかなり遅く感じるはずです。脳の情報処理速度が上がったことによってこのような現象が起こります。
因みに、
聴覚の限界は3~4倍速ほどらしいです。
つまり、
文字という視覚的情報を内読(心の声で読み上げる)することによって、わざわざ処理に時間がかかるものに変えてしまっている事が原因で読書スピードが落ちてしまっているのではないかなと思われます。
まとめ
- ビジュアライジング
- アウトプット
- スタートアップ
- 脳の可塑性
この4点を抑えることによて、脳の情報処理速度・記憶術・習慣化の技術が得られるという事になります。
因みに、
基礎知識が無い本は瞬読できないとのことです。
要するに、
文字にイメージが沸かないモノは読めませんよという事なので、その場合は専門用語を覚えてイメージを作るという事が先決になってきます。
他にも、
読書スピードが速い人は全部読んでいないと書かれておりました。いわゆる、速読本などで紹介されている飛ばし読みというやつになります。
知っている内容のところは飛ばして読まない
最早、それって速読なの? というチートな方法が最も読書時間を短くするのには有効な方法であるという見解もございます。
つまり、
1つのジャンルを読めば読むほど速く読めるようになってくるという事です。
最後に
表紙にこれまでの速読はいったん忘れてくださいと書かれておりましたが、類似点は結構あるような気がしました。ビジュアライジングに関しても、共感覚を活かして本を速読している人がいるので、それに近しいモノを感じました。効果に関しては、短時間で相当読めるようになっているという事なので、他の速読方法とは違うなといったところ。
1つ心当たりがあるとすればワンミニッツリーダーなるものがあたような……とりあえず、75%の壁を越える事が出来るのか実験という事で瞬読を試してみようかなと思っております。
↓実際のトレーニングはこちらで行うことをオススメします↓