仕事などで体は業務をこなし拘束されているけど、思考は案外自由に使うことが出来ます。その逆で、仕事の事を考えなくてはいけないけど、体は自由に色々と動かすことが出来るという状況もございます。
行動と思考を別のモノにし上手く利用する事によって、自由な時間を増やす考え方になります。
これが出来るようになると、つまらない単純作業も苦痛に感じなくなったり、掃除がはかどったりといったメリットがございます。
行動と思考のコスト
例えば、
お箸を使う時に、持ち方を超意識しています!! という人はかなり少ないかと思います。
お箸を使うという行為が習慣化されたことによって考えなくても出来るという状態。
つまり、
自動化されていると思考のコストを必要としないと言えます。
このように思考のコストが少ない時には、別の事を容易に考える事が出来ます。
行動のコストとしても片手だけが縛られているだけなので、スマートフォンをいじったりする人もおります。
逆に、新しく始めたこと・未知の分野は時間もかかり、考えながら行動しなくては行けません。
つまり、
慣れない事をする時は、行動と思考のコストが重いという状態になります。
行動と思考の二重苦
行動するには時間がかかる。思考するにも時間が必要。というようにあまり普段は意識しないと思いますが、時間というコストを払って行動したり思考したりしております。
例えば、
新入社員が慣れない業務をしている姿を想像してみましょう。物理的にやる事と初めてやる事に対して思考のコストを払うことによって、1日がとても大変だったと感じます。
なんだか、時間があっという間に感じられたが、疲労感があるといった状況になりそうですよね。
思考のコストを払わないようにする為には
ベテランと若手の違いで、慣れている・慣れていないという事が挙げられます。
ベテランの方なら問題が起こったらどのように処理するのか知っております。
わざわざ、考えなくても経験通りに行動すればうまく解決するという方法を知っているので、思考のコストを払わずに問題を解決することが出来ます。
これが起こったらこうするというif thenルールというやつを持っているので、反射的に業務をこなすことが出来、思考のコストがとても軽いという状態です。
つまり、
思考のコストを払いたくなければ、ベテランの意見を聞いてそれをこなせばいい。という事になります。
コスト分配
ここからが重要ポイントになります。余った思考のコストをどうやって生かせばいいのかという話です。
初級編としまして、自分の趣味ややってみたい事について考えるという事に使うと、好きな事を考えているので表情も自然と明るくなり、気分的にも楽しく過ごすことが出来るようになります。
個人的には、釣りが趣味なので、何処に行けば釣れそうかなとか、どれを使ったら釣れそうだなという様に妄想を膨らましております。楽しいです(笑)
上級編としまして、
「思考のコストは減らせたけど、行動のコストは減らせてないな」という考えを持った方の為への提案としまして、
余った思考コストで行動のコストを減らす方法を考えれば更なる時間を生むことが出来ます。
アイディアが生まれる時というのは、集中していいことを思いつこうと考えている時ではなく、非集中状態という思考があちらこちらに飛んでいる時の方が良いと言われております。ですので、むきになって考える必要はないと思いますが、どうやったら無駄な行動をとらないように出来るのかについて考えておくと自由な時間が圧倒的に増えるようになるので試してみて下さい。
個人的には、仕事しながら昨日読んだ本の内容を思い出したり・ブログの記事の内容を考えたりしております。(ブログと全く関係の無い仕事をしております)
将来的にブログがお金に繋がる事で、自由な時間を手にしようという算段です。
行動と思考を分けることで、効率よく1日を使うように心がけています。なんせ行動の自由時間があまり取れないので(笑)
やっちゃいけないこと
上司から業務を受けて
(まじでやりたくねーんだけど、超めんどくさいじゃん。なんか疲れてきたなぁ――)
みたいな感じで自由な思考時間を使うのはかなり勿体ないです。
そんな事考えるくらいだったら好きな事考えていた方が、モチベーションも上がるので良いかと……
体験談としましては、
(1日フルタイムで効率よく釣りをする為にはどんな仕掛けがいいかな?)
(美味しいクロワッサンを作りたいな、3つ折り何回しようかな? 生地しかっり捏ねてみようかな……)
こんな感じで趣味について考えております(笑)
まとめ
- 分からないことは聞く
- 習慣的な行動+自由な思考時間を意識する
- 自由な思考時間で更なる自由を創造する
最後に
業務内容によってドンピシャで使える人と全く使えないよという人に分かれるかと思います。使えないよという人は業務内容にかなり集中力を必要とされる場合の方が多いかと思います。そういう場合は、コンディションを整えて最大のパフォーマンスを発揮し、業務を短時間で終わらせる工夫をすると良いかと思います。
睡眠の質の確保・マルチタスクを止めるといった事が効果的かと思われます。