前書き
とあるYouTubeのデッサン動画を見て自分も描いてみたいと思い立ち、気が付いたら目から描き始めていました。
そして、挫折。
しかし、4日間に亘り目の描き方を研究して初心者でも簡単にリアルな目を描く方法を見出しましたのご紹介していきたいと思います。
ノウハウだけでも見ていただいてアレンジを加えて更に完成度を高くしていくのも楽しいかと思います!!
手順まとめ
- 下書き
- 線を濃く細く塗る
- 黒目のふちに線を入れる
- 黒目のふちの線を濃くする
- 光沢部分以外を薄いグレーで塗る
- グレーに表情を付ける
- 光沢に線を入れる
- まつ毛などの下描き
- まつ毛などを濃く塗る
- 線を点でぼかす
- 影を付ける
- 全体的な修正
- 完成
工程は多いですがこの手順を踏むことで誰でもリアルな目を描くことが可能です。
トンボ鉛筆 消しゴム MONO モノゼロ 角型 つめ替え消しゴム付き JCB-233AZ
↑髪の毛や目などの光沢を表現しするための必須アイテム
特に髪の毛の光沢をラインで入れる時には重宝しております。
手順ごとのコツ
下描き
下描きでの最重要ポイントが形です。
形でつまずいてしまうと後々の工程で輪郭を直したりし黒の面積が増えペタッとした絵になってしまうことがあるので注意が必要です。
出来るだけ薄く下描きをしましょう。
光沢のある部分は薄く円で囲って確保しましょう。
黒目のふちに線を入れる
線をランダムに入れていく
長さや濃さにメリハリがあるとより一層リアルな質感に近づけることが出来ます。
やってはいけないこととして真っ黒に塗りつぶしてしまうことです。
目の中心に向かって線を入れることで横との繋がりを弱くする効果があります。
めんどくさいからと言って横に線を入れるとペタッとした質感になる可能性があります。
グラデーションなど得意な方はやんわりと攻めていくのもありだと思います。
光沢部分以外を薄いグレーで塗る→グレーに表情を付ける
グラデーションを意識してだんだんと色が変化するようにしていきましょう。
鉛筆やシャーペンの芯がとがっている場合は別の紙にペンを走らせ芯を平らな状態にすることでグラデーションを付けやすくなります。
まつ毛などを濃く塗る
下描きの質感を残しつつ濃く塗る
まつ毛の先端まで濃く塗らずに根元を濃く塗り自然なグラデーションを作っていきます。
まつ毛の長さをランダムにしたり短い毛を作ることでよりナチュラルなものになっていきます。
線を点でぼかす
真っ黒な線がパキっと入っているとリアルというよりはアニメっぽい感じに仕上がります。
真っ黒な線と真っ白な紙の境を鉛筆をトントンしながらグレーでぼかしいくとよりリアルなものになってきます。
影を付ける
鉛筆の芯を平らにしてからクルクルと小さい円を描くように影を付けていくとやんわりとした質感に仕上げることが出来ます。
もしくは鉛筆orシャーペンの先端を丸くしておいてから影を付けていきましょう。
同じ方向にばかり動かしてしまうとどうしても線が浮き上がってきてしまうので注意しましょう。
全体を通してのコツ
紙の凹凸を潰さないように描く
かなり重要なことです。
写真などで人間の肌を拡大していくと肌色が一色ペターっと塗られているようには見えません。
色々な色が点在しています。
茶色の隣に肌色が来たりと、意外と明暗にばらつきがあります。
このばらつきを自動で作り出してくれるのが紙の凹凸です。
グレーを作る時に下手に指で擦ったりしてしまうとペターとしたものになりかねないので気を付けましょう。
何回も描くことが大切
今回、4日間絵を描いてみて思ったことがあります。
何回も描かなくてはコツを見出すことが出来ないということです。
実際に1日目と2日目で全くレベルの異なるものを描くことが出来ましたが、3日目は2日目を越えることが出来ませんでした。
何回も描くことで安定したクオリティーを作り出すことが出来るようです。
最後に
シャーペンの芯は4Bが限界の濃さですが、鉛筆だと14Bまでネットで購入できます。
黒グレー白が上手に使えると写真のような目も書けるようになります!!
(ハッピー・ライフ)Happylife 鉛筆 デッサン スケッチ 絵画 アート用 5本セット 14B
ひたすら目を描いて紙を客観的に見たら物凄く気持ち悪かったですw
1つ1つ切り取って障子にでも張ってみようかな?
それでは、また。